教員情報

学部・学科文化創造学部 文化創造学科
職種講師 【修士】
氏名(カナ)ハヤシ トモヨ
氏名(漢字)林 知代

研究分野

デジタル・アーカイブ

研究テーマ

マルチメディアの特性と利用者を意識したデジタル・アーカイブの開発、デジタル・アーカイブの素材のためのデータ・ベース構築

研究実績一覧

論文・資料作品等

表題単・共著刊行概要(共著者名)関連授業科目
印刷メディアとデジタルアーカイブの連携による教材開発の課題
~高校生のための沖縄修学旅行「おぅらい」への適用~
共著 岐阜女子大学文化情報研究Vol.16 No.1,(平成26年5月),p9-20 修学旅行のテキストはこれまで印刷物の利用が一般的であった。二次元コードによる印刷物とデジタルアーカイブの連携の実施により,修学旅行中だけでなく,事前指導や事後指導にも多様な資料の利用が可能になった。それらを実施したテキストは3年間で約3万名の高校生に利用された。
 沖縄の歴史,生活文化,伝統文化,自然,産業などの情報を,高校生が印刷メディアとタブレットPCやスマートフォンなどの各種端末の両方で利用できるように構成した。利用後の教員や高校生の意見からは,大きな問題もなく利用している様子が伺える。
また,修学旅行に行った高校生による新しいデジタルアーカイブの作成・提供もされはじめ,学習者参加方式の教材へと発展の可能性も出てきた。 (共著者:加藤真由美・加治工尚子)
電子テキスト
デジタル・アーカイブⅠ
沖縄修学のための教材内容の検討 単著 岐阜女子大学文化情報研究Vol.15 No.4,(平成26年3月),p21-28 修学旅行における学習において、[実物・体験][印刷メディア][デジタルメディア][通信メディア]の4つのメディアを取り入れて学習環境の充実を図ることにより学習効果を向上させることを目標に、沖縄への修学旅行の学習の状況と教材とメディアの利用について、沖縄修学旅行担当の高校教員を対象に調査を実施したので報告した。 電子テキスト
デジタル・アーカイブⅠ
書に関する新しい教材・表現の課題について
~デジタルアーカイブ、タブレット端末を用いて~
共著 岐阜女子大学文化情報研究Vol.15 No.1,
(平成25年4月),p42-47
書の表現として新しい教材化が可能な教育環境が進み始め,書写・書道教育としての今後の課題である.そこで,新しい書の表現方法として,紙と筆による書の形式を重視した方法と教材コンテンツとして構成する二つの方法にちて,そのて適否・問題点について検討を行った.こられたの結果から,新しい書の教材としての表現の適否および書のデジタルアーカイブ化にちて,その方向性を考察した. (共著者:野村聡子・森嶌隆鳳・中根海童・加藤真由美) 電子テキスト
デジタル・アーカイブⅠ
デジタルアーカイブを用いた教材開発の方法 共著 岐阜女子大学文化情報研究Vol.14 No.6,
(平成25年1月),p59-84
教材開発は,博物館,図書館等の提示利用と違い,一連の教育目標を持った学習指導の体系の中に位置づけられている.このため,デジタルアーカイブを利用した教材開発では,資料の収集から提示まで,教育目標に配慮した実践研究が必要となる.そこで,本資料では,岐阜女子大学が,2004年から研究を進めてきたデジタルアーカイブシステムをもとに,教材開発の方法を示す.とくに,資料(データ)の収集,記録方法,選定評価の教育的観点,保存の方法,教師が希望する提示,利用につい報告した. (共著者:加治工尚子・谷里佐・齋藤陽子・櫟彩見・加藤真由美・長尾順子・又吉斎) 電子テキスト
デジタル・アーカイブⅠ
映像を利用した教育活動に対する親子の意識調査の分析 単著 岐阜女子大学文化情報研究Vol.12 No.5,(平成23年1月),p41-48 映像を利用した教室運営に対する反応について,親子を対象に意識調査を実施したので,結果について報告した. 文化情報メディアI
デジタル・アーカイブを用いた文化活動・伝統文化の伝承を支援する創作活動
~文化情報の理解に適した素材と作り方~
共著 岐阜女子大学文化情報研究Vol.12 No.1,(平成22年4月),p65-72 デジタル・アーカイブの機能としては、文化の伝承とそれを伝え活用する新しい文化の創造への発展が考えられる。しかし、これまでは資料の収集・保存・情報管理・流通への実践研究が多かった。また、文化の伝承、文化活動での利用では、それをいかに提示し、より正しく伝え、活用できるかが課題である。このため、今回、文化の継承に配慮し、文化活動を通して伝えるために、素材、文化活動、文化の背景の重要性とこれらのデータ化について検討を行った
(共著者:宋晨怡・大木佐智子・長尾順子・佐藤正明・三宅茜巳・谷里佐・加藤真由美・久世均・橋詰惠雄・楓森博・後藤忠彦)
情報システムII,教材データベース,電子テキスト
岐阜女子大学の学生へのデジタル(電子)教科書関連の教育の現状 単著 岐阜女子大学文化情報研究Vol.11 No.5,(平成22年3月),p63-68 岐阜女子大学では、デジタル(電子)教科書に関連する授業として、平成16年度から「電子テキスト」「教材データベース」の2教科、計4単位の授業科目を開講している。そこで、その講義の現状について報告し、今後、デジタル(電子)教科書を利用した教育を行っていくべき学生への教師教育を考える基礎となるべき観点を実証的に検討する。 教材データベース,電子テキスト
歴史研究のためのデジタル・アーカイブズの作成について 共著 岐阜女子大学文化情報研究Vol.11 No.3,(平成21年8月),p41-44 学生の歴史研究サークルのサークル活動にて実践した、関が原古戦場跡のデジタル・アーカイブスの作成を例として、デジタル・アーカイブス作成の手法を用いた歴史研究ついて、および、デジタル・アーキビストの養成に対して部活動で得た教育効果を報告した。
(共著者:村瀬千鶴・三浦由子・小林沙織)
情報システムII,文化情報メディアIII,視聴覚教育メディア論I,観光情報システム論
デジタル・アーキビストのコアカリキュラム 共著 岐阜女子大学文化情報研究Vol.11 No.2,(平成21年8月),p29-32 デジタル・アーキビストのカリキュラムは、平成16年度~18年度「現代GP」の選定をうけた「デジタル・アーキビストの養成」の事業において作成され、学部教育での教育実践がなされた。さらに、平成19年度より「社会人の学び直しニーズ対応教育推進事業」に選定された「社会人のためのデジタル・アーキビスト教育プログラム」において社会人向けに改善され、現在に至っている。
(共著者:橋詰惠雄・三宅茜巳・久世均・谷里佐・佐藤正明・後藤忠彦)
デジタル・アーキビスト概論
地域文化資料の総合的なデジタル・アーカイブの構成の課題~世界遺産"五箇山"のGPS、全方向、多地点等の利用~ 共著 岐阜女子大学文化情報研究Vol.11 No.2(平成21年8月),p19-20 地域文化資料の総合的なデジタル・アーカイブの構成は、これまでの紙、フィルム、ビデオ、文字によるメタ情報等の記録から位置情報、時刻、資料の環境情報などのデジタル計測、各データおよびその処理が始まり、文化の継承、教材等の創作活動に対応できるようになってきた。そこで、多くの資料の収集・撮影・記録がされ、その体系化が必要となり、その五箇山地域での試行について報告した。
(共著者:大木佐智子・佐藤正明・林成子・井上雄治・後藤忠彦)
情報システムII,文化情報メディアIII,視聴覚教育メディア論I,観光情報システム論
長良川のデジタル・アーカイブの多様な活用を目的とした構成~文化活動、教育、文化継承等からの検討~ 共著 岐阜女子大学文化情報研究Vol.11 No.2,(平成21年8月),p13-14 地域文化のデジタル・アーカイブ化においてデジタル化の技術が進んでいく中、メタデータの新しい資料の収集・構成に文化継承、文化活動、教育の視点からデータの組み合わせを検討し総合的な記録の方法、およびその実践について報告した。(共著者:成瀬育美・佐藤正明・三宅茜巳・後藤忠彦) 情報システムII,文化情報メディアIII,観光情報システム論
文化情報コースコア・カリキュラムと指導目標・評価について(学習内容・行動) 共著 岐阜女子大学文化情報研究Vol.11 No.1【特集】岐阜女子大学コア・カリキュラムと指導目標・評価,(平成21年6月),p28-35 デジタル・アーキビストのカリキュラムは、平成16年度~18年度「現代GP」の選定をうけた「デジタル・アーキビストの養成」の事業において作成され、学部教育での教育実践がなされた。それらに基づき文化情報コースのコア・カリキュラムと指導目標・評価について示した。
(共著者:久世均・三宅茜巳・谷里佐・楓森博・橋詰恵雄・佐藤正明・辻公子)
デジタル・アーキビスト概論
文化活動のデジタル・アーカイブ化のためのデータベースについて
~地域の無形文化財・文化活動の資料の構成~
共著 岐阜女子大学文化情報研究Vol.10 No.5,(平成21年2月),p16-31 長良川の花火を始め各種の資料の位置情報の記録を可能にした新しいデータベースシステムを構築し、それに、これまでの試行研究を進めてきたGPSと映像を併せて記録し、その利用法について検討を行った。その結果、花火の背景、位置情報を記録するデータベースを用いた文化の伝承と、文化的な活用例について、具体的な映像を用いてその可能性を考案した。
(共著者:成瀬育美・佐藤正明・三宅茜巳・後藤忠彦)
情報システムII,文化情報メディアIII,観光情報システム論
世界遺産"五箇山"の文化財のデジタル・アーカイブ化のための映像・位置情報等を記録する研究 共著 岐阜女子大学文化情報研究Vol.10 No.5,(平成21年2月),p11-15 世界遺産"白川郷・五箇山"を中心に、地域の文化財、文化活動等の映像記録を用いて、地域文化継承のデータベースを構成するメタ情報の検討を具体的な事例をもとに、位置情報(GPS等)など環境情報を記録情報として持つデータベースの試案を構成し、撮影記録されている"五箇山"地域の情報について総合的に検討し、新しいデータベースに対応する方法について試案を示した。
(共著者:大木佐智子・佐藤正明・後藤忠彦)
情報システムII,文化情報メディアIII,観光情報システム論
資料初年次教育での学士力育成カリキュラム改善のための学生成果の調査(1)~知的・実践的スキルの学習プロセスの評価~ 共著 岐阜女子大学文化情報研究Vol.10 No.3,(平成20年12月),p60-85 学士力の育成は、大学の初年度教育として、最も重要な教育であり、岐阜女子大学では、自己探求、自己創造、自己表現、および専門教科と関連する知識とその理解に関する科目を準備し、教養教育に位置づけたカリキュラムを構成してきた。自己表現Ⅱを中心とした関連科目で構成するカリキュラムは、知的・実質的スキルとして、学習活動の基礎力の育成を推進している。そこで、これらの授業実践により、大学生としてどのような学習活動の基礎力が育成されたか学習のプロセスを調査したので資料として報告した。
(共著者:後藤忠彦・三宅茜巳・久世均・佐藤正明・谷里佐・橋詰恵雄・楓森博・小川宣子・富士覇王・岩田彩見・斎藤陽子)
自己表現Ⅱ,情報処理Ⅰ~情報処理応用演習~
「動く紙おもちゃ」から何を学習するか~作る、動かす、遊ぶ楽しさ~ 共著 岐阜女子大学文化情報研究Vol.10 No.1,(平成20年6月),P30-35 子どもの工作は人間としての最も基本的な学習であり、生活の基本的な事項である。ところが、これらの工作に興味・関心を持ち、学習を確実に修得できる教材として「動く紙おもちゃ」の利用がある。このため、今回その基礎・基本的な操作がどのような学習の要素を持って後世できるか考察し、「おもしろ紙おもちゃ」についての学習への適用の可能性を明らかにした。
(共著者:加藤真由美・久田由莉・梶浦恭子・後藤忠彦)
情報教育,教材データベース,電子テキスト

学会活動

表題単・共著発表概要(共著者名)関連授業科目
パーソナル学問史 オーラルヒストリーのデジタルアーカイブ化 共著 日本教育情報学会年会論文集29,平成25年11月,p418-421 オーラルヒストリーのデジタルアーカイブ化の過程には,対象にかかわる知識と理解,採取方法,インフォーマントとインタビューアーとの関係,提示の構成,著作 権やプライバシーへの配慮等考察すべき課題が存在する.本研究では,アメリカ文学・文化及び日米比較文学の分野におけるパーソナルな学問史の口述記録を採 取・記録し,関連情報とあわせたデジタルアーカイブの開発を通して,オーラルヒストリーの記録方法,構成及び提示方法,オーラルヒストリーを採取するプロ ジェクトに学生を参加させる教育的効果について考察した.
(共著者:三宅茜巳・田中恵梨・堀井悠来)
文化情報システム(情報システムⅡ),デジタル・アーカイブⅠ
文化に関するフィールド調査データのデジタルアーカイブ化と活用の検討
"タイ北部における山地民の伝統的なモチ食の比較研究を事例とし"
共著 日本教育情報学会年会論文集29,平成25年11月,p360-361 (共著者:宇都宮由佳) 文化情報システム(情報システムⅡ),デジタル・アーカイブⅠ
二次元コードで調べる沖縄修学旅行おぅらいのデジタル・アーカイブ構成
~高校生の事前、旅行事後で利用~
共著 日本教育情報学会年会論文集28,平成24年8月,p194-197 昨年度(平成23年度)試行的に刊行した沖縄修学旅行の教材テキスト「沖縄修学旅行おぅらい」を今年度増版するにあたり、昨年度利用された高等学校に先生、生徒からのいくつかの改善点を取り入れた。中でも重要な課題の一つでもあった印刷メディアと通信メディアとの連携について考察し、印刷メディアに二次元コードを追付することにより総合的な活用を可能にし、今後の印刷メディアとデジタル教材の学習におけるあり方の検討を可能にしたので報告する。
(共著者:加藤真由美・長尾順子・加冶工尚子・田中恵梨)
情報システムII,観光情報システム論
沖縄修学旅行おぅらいの利用結果とその問題点 ~3ヶ月間で1万5千人の高校生が利用~ 共著 日本教育情報学会年会論文集28,平成24年8月,p190-193 岐阜女子大学が制作した「沖縄修学旅行おぅらい」は、平成23年度は約1万5千冊を配布し、高等学校の沖縄の修学旅行で利用された。教師の高校での利用状況の報告から、印刷メディアの代表であるテキストが、修学旅行という特殊な学習活動にとても有効であると捉えられているがことわかった。しかし、沖縄に行ったことがある学生の沖縄に対する理解は、旅行で触れやすい分野の理解にとどまっていることがわかった。そこで、修学旅行のための教材作成の方向性を検討するとともに、デジタル・アーカイブズの修学旅行教材への利用の可能性と課題について検討した。
(共著者:加藤真由美・佐藤正明)
文化情報メディアI,マルチメディア
沖縄修学旅行のための教材の方向性

共著 日本教育情報学会年会論文集28,平成25年11月,p186-189 修 学旅行における学習において,[実物・体験][印刷メディア][デジタルメディア][通信メディア]の4つのメディアを取り入れて学習環境の充実を図るこ とにより学習効果を向上させることを目標に,沖縄への修学旅行の学習の状況と教材とメディアの利用について,沖縄修学旅行担当の高校教員を対象に調査を実 施したので報告した. (共著者:加藤真由美・加治工尚子)
地域資料の発掘と活用について~下呂市六所神社天井絵のデジタル・アーカイブ化に関する研究~ 共著 日本教育情報学会年会論文集27,平成23年8月,p346-347 岐阜県下呂市に,拝殿が吹きさらしのため風雨にさらされ,劣化がすすんでいる天井絵がある.この天井絵には下呂地域の自然や風景,明治21年当時の道具等が描かれており,この地に住んでいた人々の生活を窺い知ることができるため地域資料として重要なものであるといえる.本論では天井絵の記録撮影,データベース化,コンテンツの作成を通して地域資料の発掘と活用について考察した.
(共著者:田中恵梨・佐藤正明・三宅明巳・粥川恵子・林茂子)
情報システムII,観光情報システム論
幼児教育におけるWEBサイトの利用 単著 日本教育情報学会年会論文集27,平成23年8月,p262-263 身近な材料を使い,親子が共同でつくって,遊べる,「おもしろ紙おもちゃ」のつくり方を,動画コンテンツと,カメラ付き携帯電話を使った投稿システムを中心としたWEBサイトを制作し,幼児教育におけるWEBサイトの利用の可能性について検討したので報告する. 文化情報メディアI,デジタル・アーカイブI
岐阜女子大学の学生へのデジタル(電子)教科書関連の教育の現状 単著 日本教育情報学会年会論文集26,平成22年8月,p414-417 岐阜女子大学では、デジタル(電子)教科書に関連する授業として、平成16年度から「電子テキスト」「教材データベース」の2教科、計4単位の授業科目を開講している。そこで、その講義の現状
について報告し、今後、デジタル(電子)教科書を利用した教育を行っていくべき学生への教師教育を考える基礎となるべき観点を実証的に検討する。
教材データベース,電子テキスト
デジタル・アーカイブを用いた文化活動・伝統文化の伝承を支援する創作活動~文化情報の理解に適した素材と作り方~ 共著 日本教育情報学会年会論文集26,平成22年8月,p366-369 デジタル・アーカイブの機能は、文化の伝承とそれを伝え活用する新しい文化の創造への発展が考えられる。これまでは資料の収集・保存・情報管理・流通への実践研究が多かった。
しかし、文化の伝承、文化活動での利用も、それをいかに提示し、より正しく伝え、活用できるかが課題である。このため、今回、文化の継承を配慮し、文化活動を通して伝えるために、素材、文化活動、文化の背景の重要性とこれらのデータ化について検討を行った。
(共著者:宋晨怡・大木佐智子・長尾順子・佐藤正明・三宅茜巳・谷里佐・加藤真由美・久世均・橋詰惠雄・楓森博・後藤忠彦)
情報システムII,視聴覚教育メディア論I,観光情報システム論
高大連携による準デジタル・アーキビストの養成 共著 日本教育情報学会年会論文集26,平成22年8月,p154-157 平成21年度より、大垣商業高校および泉大津高校で高大連携による準デジタル・アーキビストの教育実践を行なってきた。これは、平成19年度~21年度「社会人のためのデジタル・アーキビスト教育プログラム」において社会人向けに開発されたデジタル・アーキビストのカリキュラムを応用し、高等学校における知的財産権の意識の向上と情報教育に活用しようというものである。
今回の研究においては、これまでの高大連携による教育実践をまとめ、その経過報告を行なう。
(共著者:橋詰恵雄・三宅茜巳・久世均・佐藤正明・谷里佐)
発掘調査の調査結果のデジタル・アーカイブ化-織田信長公居館跡発掘調査を例として- 共著 日本教育情報学会年会論文集26,平成22年8月,p150-153 発掘調査の調査結果は、現場の写真や様々な測定結果がデジタルデータとして蓄積されているにもかかわらず、最終的には専門的な報告書がまとめられ紙媒体が保存されるのが通常である。そこで本研究では、そのような発掘調査の調査結果のデジタルデータを、デジタル・アーカイブスとして再構成し、デジタルの特徴をいかした視覚的で構造的なコンテンツ制作を行うことにより、貴重な発掘調査の結果が、専門的な知識がなくとも理解でき、生涯学習や、学校教育の場でも利用できるよう検討したので報告する。
(共著者:高橋方紀・井川祥子・成瀬葵・河本浩子)
情報システムII,視聴覚教育メディア論I,観光情報システム論
デジタル・アーキビスト教育プログラムの社会的ニーズについて~社会人のためのデジタル・アーキビスト教育プログラムの実践報告と課題~ 共著 日本教育情報学会年会論文集26,平成22年8月,p10-13 平成19年度~21年度に取り組んだ「社会人のためのデジタル・アーキビスト教育プログラム」には、1000 名を超える受講申込があった。受講申込者は、現に職業を有する者が退職者・子育てによる中断者・その他を大きく上回った。これは、当該教育プログラムの教育内容が現職を持つ社会人のニーズに対応したことを意味する。本論では、教育プログラムの内容、受講者に関する定量的な調査結果、ニーズ、今後の課題について述べる。
(共著者:三宅茜巳・佐藤正明・久世均・橋詰惠雄・谷里佐・高木真紀子・加藤真由美)
地域文化資料の総合的なデジタル・アーカイブの構成の課題~世界遺産"五箇山"のGPS、全方向、多地点等の利用~ 共著 日本教育情報学会年会論文集25,平成21年8月,p378-379 地域文化資料の総合的なデジタル・アーカイブの構成は、これまでの紙、フィルム、ビデオ、文字によるメタ情報等の記録から位置情報、時刻、資料の環境情報などのデジタル計測、各データおよびその処理が始まり、文化の継承、教材等の創作活動に対応できるようになってきた。そこで、多くの資料の収集・撮影・記録がされ、その体系化が必要となり、その五箇山地域での試行について報告した。
(共著者:大木佐智子・佐藤正明・林成子・井上雄治・後藤忠彦)
情報システムII,視聴覚教育メディア論I,観光情報システム論
長良川のデジタル・アーカイブの多様な活用を目的とした構成~文化活動、教育、文化継承からの検討~

共著 日本教育情報学会年会論文集25,平成21年8月,pp372-373 地域文化のデジタル・アーカイブ化は、最近の映像のハイビジョン化、GPS(位置データ、時刻、高度)、温度、さらに新しい全方位、多地点などの撮影の方法が開発されだし、さらに、ハイビジョン、静止画、GPS等が1つのシステムとして構成されたビデオカメラの市販もされている。そこで、デジタル・アーカイブは、記録項目で構成されるようになってきた。そのため、メタデータが新しい資料の収集・構成に文化継承、文化活動、教育の視点からデータの組み合わせを検討し総合的な記録の方法、およびその実践について報告した。
(共著者:成瀬育美・佐藤正明・三宅茜巳・後藤忠彦)
情報システムII,視聴覚教育メディア論I,観光情報システム論
歴史研究のためのデジタル・アーカイブズの作成について 共著 日本教育情報学会年会論文集25,平成21年8月,p224-227 大学生の歴史研究サークルのサークル活動にて実践した、関が原古戦場跡デジタル・アーカイブスの作成を例として、デジタル・アーカイブス作成の手法を用いた歴史研究、また歴史研究のためのデジタル・アーカイブス作成の手法について課題を提議した。
(共著者:村瀬千鶴・三浦由子・小林沙織)
情報システムII,視聴覚教育メディア論I,観光情報システム論
デジタル・アーキビストのコアカリキュラム 共著 日本教育情報学会年会論文集25,平成21年8月,p212-215 デジタル・アーキビストのカリキュラムは、平成16年度~18年度「現代GP」の選定をうけた「デジタル・アーキビストの養成」の事業において作成され、学部教育での教育実践がなされた。さらに、平成19年度より「社会人の学び直しニーズ対応教育推進事業」に選定された「社会人のためのデジタル・アーキビスト教育プログラム」において社会人向けに改善され、現在に至っている。
(共著者:橋詰惠雄・三宅茜巳・久世均・谷里佐・佐藤正明・後藤忠彦)
社会人のためのデジタル・アーキビスト教育プログラム実践結果と課題の考察・改善 共著 日本教育情報学会年会論文集25,平成21年8月,p208-211 「社会人のためのデジタル・アーキビスト教育プログラム」は平成16年度~18年度岐阜女子大学が「現代GP」の選定を受けて開発した大学の学部生向け「デジタル・アーキビストの養成」カリキュラムと教育実践を、社会人を対象として応用することを目的として取り組んだものである。平成20年度は第2年目にあたる。平成19年度に実践した中で確認された課題について考察し、平成20年度の教育プログラムに改善を加えたので、実践結果と合わせて報告した。
(共著者:三宅茜巳・加藤真由美・高木真紀子・佐藤正明・久世均・橋詰惠雄・谷里佐)
多地点同時撮影を用いたデジタル・アーカイブの開発と教育利用 共著 日本教育情報学会年会論文集24,平成20年8月,p66-69 多地点同時撮影については、デジタル・アーカイブの基礎データの収集方法として、多方向からの同時性をもたせた一斉記録の方法と、それらのデータを合成した新しい提示表現を、岐阜女子大学では2006年から研究を進めてきた。その研究プロセスと今後の方向性についての課題を説明した。
(共著者:久世均・久田由莉・後藤忠彦)
情報システムII
デジタル・アーカイブのメタデータのGPS(位置情報)の利用と教材管理 共著 日本教育情報学会年会論文集24,平成20年8月,p24-27 デジタル・アーカイブ資料のメタデータは、活用場面や作成者によって様々な項目が設定されており、多くの研究者によって改善されつづけている。しかし、所在地に関する項目については、多くの場合市町村名や施設名称が使われており、昨今の日本の行政区域の統廃合等や地震や自然災害等によりその名称は一定ではない。
今後の長い年月をかけて収集した資料が有効に活用されるためには、所在地など位置に関する情報は、普遍的で地球上で一意的に定まるデータとして、緯度経度を利用することが適当と考えられる。位置情報をメタデータとして登録し、活用することを考慮した資料管理について考察した。
(共著者:佐藤正明・多き佐智子・後藤忠彦・久世均)
情報システムII

教育業績

授業科目の名称講義の内容
文化情報メディアI デジタル・アーカイブの利用をテーマに、デジタル・アーカイブされた資料をを用いた情報発信、プレゼンテーションの方法について学習する。
主にWEBサイトを利用した情報発信について学習する。
マルチメディア デジタル・アーカイブのためのデータの記録の方法を学習する。
一眼レフカメラを中心に使い方や撮影方法を学ぶ。
デジタル・アーカイブI デジタル・アーカイブに関する理解を深め、開発の全体像を理解し、実際にデジタル・アーカイブを開発する力をつける。
情報システムII デジタル・アーカイブの工程における、収集データのデジタル化とデータベースシステムを利用したデータの管理の方法について学ぶ事を目的とする。
・文化財、文化活動等の具体的な事例について理解し、各分野の基準に対応したメタデータの入力ができる。
・記録分類(カテゴリー)・シソーラスの基本的な機能を理解し、文化資料に対し、適応した用語等が選択できる。
・著作権、資料情報、管理情報など、メタデータ(情報)について各分野のスタンダード(基準的)な構成を理解し、適用できる。
・デジタル・アーカイブに用いた説明、キーワードの選択設定・情報利用などが、各分野の視点から正しく記述できる。
観光情報システム論 高度情報通信ネットワーク社会が進展していく中で、観光情報についてもインターネットやデータベースを利用した情報提供が盛んに行われている。
そこでここでは、情報化が進む観光情報のデータベースシステムを利用したデータの管理の方法について学ぶ事を目的とする。
メディア論I メディアの役割や機能についてそれぞれのメディアの持つ特質を踏まえ理解することを目的とする。
洞窟画から、のろし、文字、印刷、写真、映画、レコードまでのメディアの特質を理解するために歴史的に解説する。
情報処理Ⅰ~情報処理応用演習~ 情報処理基礎演習の応用として、さらに情報活用能力を高め、静止画、動画の素材制作実習を中心に、WEBページ・プレゼンテーションなどの活用力、メディアデザイン・情報表現能力の一層の修得を目標とする。 静止画、動画の素材制作実習を中心に行う。
情報処理 情報化社会における、情報処理の基本概念からマルチメディアにいたるまでの情報処理の概念を理解させることを目標とする
コンピュータの普及に伴う情報化社会における、情報処理の基本概念からコンピュータの基本構造およびハード・ソフト、マルチメディアの概念にいたるまでの情報処理の概念を概観する。
プログラミング実習 アルゴリズム、フローチャート、プログラミングが理解できることを目標とする。
C言語の基本、プログラミングの方法を理解し、簡単なプログラム作成できるようにする。
自己表現Ⅱ 自分の考え方、学習・仕事の結果や企業、学校での説明に利用するプレゼンテーションを全員が、的確に表現・提示をパワーポイントを用いて自信をもって作成できるようにする。
とくに、表現したい内容を的確に伝え、美しく人にうったえる、また見やすい表現ができることを目的にする。
自己表現の基礎として、何を表現したいか「表現する内容」、著作権やプライバシー等「法と倫理」、資料の収集やデータ処理などの「表現する技術」に重点をおき学習する。
全員が準デジタル・アーキビスト資格取得ができるように育成する。

教科書・教材等

事項年月概要刊行・発表
教科書
デジタルアーカイブ入門
・資料の1次的保管(ItemPool)
・いろいろな提示の方法
平成24年12月 デジタルアーカイブの意義,メディア構成,計画や実施の方法,評価,今後の展開など,一連の事項を網羅したデジタルアーカイブの入門書である。
うち,資料の1次的保管(ItemPool),いろいろな提示の方法を担当した。
特定非営利法人 日本アーカイブ協会
自己表現Ⅱ 平成22年1月 大学学部生のための初年次教育用テキスト。 岐阜女子大学 NPO法人地域資料情報化コンソーシアム
デジタル・アーキビスト⑦「情報記録検索演習」 平成21年7月 社会人のためのデジタル・アーキビスト講座テキスト。 岐阜女子大学,p1-p14
文部科学省、GP等
子どもゆめ基金助成活動
「おもしろ紙おもちゃづくり親子教室~紙おもちゃを作って遊ぼう~」
平成22年度 (担当:事務局、WEBサイト運営、テキスト、DVDビデオ制作)水野政雄氏による「おもしろ紙おもちゃづくり」を題材に、親子のコミュニケーションを誘発する親と子どもが一緒になって学ぶ体験学習型のコミュニケーション教材を制作し提供する。 制作中
子どもゆめ基金助成活動
「チャレンジ!南中体感観測プロジェクト」
平成18年度 北海道から沖縄までの全国各地の各種教の育施設等で,太陽の南中を同じ日に観察し,南中時間をインターネットで知らせ,各地が南中するまでの時間を通して地球が実際に動いていることを体験するプロジェクト。本プロジェクトでは南中の観察に使う実験装置を子供に自作させ,物作りから観察観,情報交流(インターネット利用),自然体験等,全国各地で自然体験を通した教材開発の活動を支援した。 http://nanchu.npo-dac.jp/