教員情報

学部・学科生活科学科 生活科学専攻
職種講師 【学士】
氏名(カナ)サイトウ マスミ
氏名(漢字)齋藤 益美

研究分野

被服分野
 中学・高校教員養成のための被服構成実習、被服構成学、テキスタイル造形、服飾デザインなど、実習を主にしています。自分の手と指を使ってできることはたくさんあります。より多くの技術を修得し緻密で繊細なものづくりと、柔軟なアイディアと理論を合わせたものづくりをめざいています。

研究テーマ

1.ユニバーサルファッション
(1)愛地球博ユニバーサルファッションショー「座りの美」
  生活の中で感じるいくつものバリアを取り除き、機能的で座った時により美しい衣服40作品を企画、デザイン、製作、コーディネート指導しました。モデルも学生です。

(2)関特別支援学校「学校美術館」作品出品 (2006)
 「車いすのふたりのためのウエディングドレス」
 車いすで生活する2人の女子高校生が夢見る理想のウエディングドレスを、ふたりのイメージに合わせ車いすで着用でき、座った時に美しく機能的なドレスを企画、デザイン、製作、コーディネート指導しました。

(3)関特別支援学校中等部「総合学習」 (2008)
  「ユニバーサルファッションについての学外研修会」を行い、その後の生徒の活動に加わり「ユニバーサルファッションショー」を支援しました。「車いすの女子中学生の制服」も提案しました。


2.ファッションショーへの作品出品
 ・Exhibition of the Future Designers in GIFU(2006/2007/2008)
 ・大垣ファッションフェスタ(2008/2009/2010)
 ・2008NDKファッションショーインフィレンツェ  等

研究実績一覧

論文・資料作品等

表題単・
共著
刊行概要(共著者名)関連授業科目
画像解析による編地模様の視覚的特徴と美しさの評価 共著 岐阜女子大学紀要第42号,2013年3月,p63-67 ニット製品の13種類の複雑な編地模様について、官能検査を行うとともに画像情報量を算出した。編地模様の美しさは人の関心や価値観などによって異なり、一律に評価することが困難であるが、美しさの官能検査の結果と、Davisの美的測度MDには相関がみられた。編地の美しさにはフラクタル次元(D)とエントロピー(ENT)が関係していることが明らかになった。
(共著者:森俊夫)
被服構成学,被服構成実習,被服応用実習
幼児の嗜好する色彩特徴 共著 岐阜女子大学紀要第40号,2011年3月,p45-51 幼児の色彩感覚は感性に大きな影響を及ぼす。色彩の嗜好の官能検査から、幼児は彩度、明度が100%の色を好み、明度より彩度が嗜好に影響を与えている傾向がある。性別による差異は見いだされなかった。
(共著者:森俊夫・梶浦恭子)
卒業研究,被服応用実習
着装の美しさに及ぼす構成学的要因 共著 岐阜女子大学紀要第40号,2011年3月,p53-60 着装形態の視覚的特徴を明確にさせるために二次元画像について画像解析を行い、CON,ENT,Dを算出し検討した。官能評価の結果からDは形態の複雑性を評価するパラメータとして適していることを見出した。(森俊夫・齋藤益美) 被服構成実習,被服構成学
被服形態の美しさに及ぼす構成学学的要因 共著 岐阜女子大学紀要第38号,2010年3月),p35-40 衣服形態の複雑性や美しさについて評定評価法による官能評価を行い、官能表価値と画像情報量との関係をみると凹凸が多く装飾が多い形態ほど複雑性が高くなった。Birkhoffの美の公式に基づいて美しさを一律に評価することには困難がある。
(共著者:森俊夫)
被服構成学,被服構成実習
Ozone-Gas Treatment of Cationic Dyeable Polyester and Poly(butylene terephthalate) Fibers 共著 Journal of Applied Polymer Science, Vol.104,2007年,p2423-2429 ポリエチレンテレフタレート、カチオン可染ポリエステル、ポリブチレンテレフタレートを圧力、温度を変えてオゾンガスを処理した。さらに分散染料およびカチオン染料について染色速度、平衡染着量のほかに染色堅牢度を求めた。オゾン処理によって染色速度および平衡染着量が増大した。 被服構成学

学会・研究会発表

表題単・
共著
刊行概要(共著者名)関連授業科目
編地模様の視覚的特徴と美しさの評価 共著 日本繊維製品消費科学会2012年年次大会,文化学園大学,2012年6月24日 編地模様の美しさを客観的に評価する方法を確立するために13種類の編地について官能評価を行うとともに、画像解析を行い、その関係を検討した。
その結果「複雑さ」と「美しさ」はエントロピー(ENT)、フラクタル次元(D)と、「細かさ」はフラクタル次元(D)、コントラスト(COR)と、相関関係が見られた。
(共著者:森俊夫・杉浦愛子・日下部信幸)
被服構成学,被服構成実習,被服応用実習
画像情報量による衣服形態の美しさの評価 共著 東海支部若手繊維研究会,名古屋市中小企業振興会館,2010年12月11日 衣服のいろいろな形態の美しさや視覚的特徴を評価することは困難だが、着装形態の画像解析を行い画像情報量を算出することで形態の複雑性や美しさを判断できる方法が確立できれば美的評価の補助手段となりうる。
(共著者:森俊夫・遠藤善道)
被服構成学
天然染料で染めた綿布の染色性の評価 共著 日本繊維製品消費科学会2010年年次大会,実践女子大学,2010年6月26日 画像解析による方法を適用することにより,綿布について合成染料で染めた染色布と天然染料で染めた染色布のように,染色工程が異なる染色布の染色状態の違いを検討すると共に、天然染料では濃色に染めることの難しい綿染色布の色彩的特徴を明確にする。(共著者:森俊夫・杉浦愛子・日下部信幸・小見山二郎) 服飾デザイン文化論,家庭科教育の研究
画像解析による着装形態の視覚的特徴と美しさの評価 共著 日本繊維製品消費科学会2010年年次大会,実践女子大学,2010年6月26日 種々の異なる衣服パーツの組み合わせについて、人体モデルに着衣させた衣服形態のシミュレーション画像を作成し、コンピュータ画像解析を適用することにより画像情報量を算出し、着装による衣服形態の美しさが及ぼす形態要素の効果と美の形式原理について、被服構成学的視点から明確にした。(斎藤益美,森俊夫,遠藤善道,杉浦愛子,日下部信幸) 被服構成学,被服構成実習
画像解析による衣服形態の視覚的特徴の評価 共著 日本繊維製品消費科学会2009年年次大会,京都女子大学,2009年6月14日 人体モデルに着衣させた衣服形態のシミュレーション画像を作成し、これらの2次元の衣服着用画像について、コンピュータ画像解析を適用することにより画像情報量を算出し、着装デザイン画に及ぼす衣服形態要の効果について明確にした。(共著者:森俊夫・遠藤善道・杉浦愛子・日下部信幸) 被服構成学,被服構成実習
車いす利用者の被服に関する実態調査 共著 日本家政学会中部支部第50回大会,2005月9月17日 被服構成学,被服構成実習

共同研究・委託研究等

表題主・分発表概要関連授業科目
委託研究「天然素材を使用した快適な現代乳母車」ベビーカーキュリオの製品化・販売 岐阜市,2007年4月~2009年3月, 岐阜市からの助成金を受け、岐阜市内の企業と産官学連携によるベビーカーのシートファブリックの研究開発を行った。
主にベビーカーのフレームに合わせ、シート部分の開発を行った。消費者のニーズにあわせまたは、洗濯可能にするため、シートが取り替え可能な構成とし、シンプルで機能的なデザインのシートパターンの開発を行った。
被服構成学,被服構成実習,デザイン関連科目

教育業績

授業科目の名称講義等の内容講義と関連する
著書・論文と関連事項
被服構成学 衣生活で主要な役割を持つ既製品について理解することで、被服の基本設計の重要性について、生産者側ならびに消費者側から認識する。また、社会生活における被服着装の重要性、着装によって得られる被服の効果を考える。 ・被服の美しさに及ぼす構成学的要因
・愛地球博ユニバーサルファッションショー及び展示
・関特別支援学校 学校美術館「ふたりのためのウエディングドレス」
・関特別支援学校中等部総合学習ユニバーサルファッションショー ジョイント企画
・Exhibition of the Future Designers in GIFU 2006/2007/2008
・大垣ファッションフェスタ 2008/2009/2010
被服構成実習 衣服のデザイン、素材の選定、パターン作成、裁断、縫製など製作工程の実践により、被服構成の基本的な知識と技術を修得する。 ・「被服の美しさに及ぼす構成学的要因」岐阜女子大学紀要 第39号
・愛地球博ユニバーサルファッションショー及び展示
・関特別支援学校 学校美術館「ふたりのためのウエディングドレス」
・関特別支援学校中等部総合学習ユニバーサルファッションショー ジョイント企画
・Exhibition of the Future Designers in GIFU 2006/2007/2008
・大垣ファッションフェスタ 2008/2009/2010
被服応用実習Ⅰ・Ⅱ 被服を構成するための第1段階となる、糸から面(布)をつくる方法である「編む」「織る」「組む」についての知識を深め、技法を習得する。
さらに作品作りを通して基礎的な技法を身につける。
・愛地球博ユニバーサルファッションショー及び展示
・関特別支援学校 学校美術館「ふたりのためのウエディングドレス」
・関特別支援学校中等部総合学習ユニバーサルファッションショー ジョイント企画
・Exhibition of the Future Designers in GIFU 2006/2007/2008
・大垣ファッションフェスタ 2008/2009/2010  
服飾デザイン文化論 服飾デザインの視野から被服の歴史的変遷を知り、演習に取り組み、実践によって創造性、表現力、感性などを養う。 ・「被服の美しさに及ぼす構成学的要因」岐阜女子大学紀要 第39号
・愛地球博ユニバーサルファッションショー及び展示
・関特別支援学校 学校美術館「ふたりのためのウエディングドレス」
・関特別支援学校中等部総合学習ユニバーサルファッションショー ジョイント企画
・Exhibition of the Future Designers in GIFU 2006/2007/2008
・大垣ファッションフェスタ 2008/2009/2010
家庭科教育の研究Ⅱ 中学校「技術・家庭」、高校「家庭科」の衣生活を中心に詳細に学び、家庭科教員として必要な知識と技術を身につける。

・愛地球博ユニバーサルファッションショー及び展示
・関特別支援学校 学校美術館「ふたりのためのウエディングドレス」
・関特別支援学校中等部総合学習ユニバーサルファッションショー ジョイント企画

教科書・教材等

事項年 月概要刊行・発表
教材
被服構成学テキスト 2006年4月 被服の役割、着衣基体である人体、被服の歴史、被服の構成・基本設計、生産と消費、消費者問題、製品のデザイン、被服の構成、パターン展開、着装の重要性と効果等授業内容に即したテキスト。
委託研究(大学教育)
天然素材を使用した安全で快適な現代乳母車の開発 2007年4月~2009年3月 岐阜市からの助成金を受け、岐阜市内の企業と産官学連携によるベビーカーのシートファブリックの研究開発を行った。
主にベビーカーのフレームに合わせ、シート部分の開発を行った。消費者のニーズにあわせ、かつ洗濯可能にするため、シートが取り替え可能な構成とし、シンプルで機能的なデザインのシートパターンの開発を行った。
フレームにフィットし、子どもの体を優しく包むようなパターンを立体裁断の手法を用い行った。
被服構成学・被服構成実習の授業に関連する。
「岐阜商工月報」2009.6 レポート
ベビーカー「キュリオ」の製品化・販売