教員情報

学部・学科家政学部 健康栄養学科
職種助教 【修士】
氏名(カナ)オオバ キミエ
氏名(漢字)大場 君枝

研究分野

生活科学

研究テーマ

高校生の食生活に関する研究

 小・中学校の義務教育では、給食が児童・学生の食生活の支えとなり、食育の媒体となっている。しかし、高校生になると給食はなくなり、親や自分が作る弁当、店で購入した弁当など食べるものを自分で選択することが多くなる。1日の栄養価が自分自身の選択した食事内容次第で決まる。また、高校生は大学生から始まる1人暮らしに向けて自分自身でよい食習慣を確立するための重要な時期である。高校生や大学生の時期は、成人期の準備期間であり、高校・大学時代の食習慣が成人になったときの食習慣にそのまま移行し、成人期に家族をもったときの家族の食生活にも影響すると考えられる。上記のことからも、高校・大学時代に正しい食生活を身につけることが、将来の自分自身の健康を支えるとともに次世代の子供の健康も支えることになる。そこで、高校生の自主的な食生活改善を促すための基礎資料となるよう高校生との食の実態を調査することを研究テーマとする。

高校生朝ごはんコンテストの応募作品の献立の栄養価

 本学では、「高校生朝ごはんコンテスト」を行っている。コンテストへの応募作品の献立の栄養価から主食・主菜・副菜をそろえた食事を意識することの重要性を高校生にコンテストを通じて伝えていく。また、このデータを高校家庭科教員養成のための調理学実習Ⅰ・Ⅱの授業においても学生に報告し、高校生の食生活改善のために役立てることを目的としている。さらには応用栄養学の思春期の食の栄養ケアのための資料として活用していく。

研究実績一覧

論文・資料作品等

表題単・
共著
刊行概要(共著者名)関連授業科目
(資料)大学生の食意識と調理技術向上を目指した教育内容の検討 共著 岐阜女子大学食文化研究2014第2号,平成27年5月,p47-57 大学生の食意識や調理技術向上を目指すためには、どのような調理実習内容に教育効果がみられるかを実習前後のアンケート調査により調べ報告した。
(共著者:長屋郁子・水田千尋)
調理学実習Ⅰ・Ⅱ
(報告)高校生朝ごはんコンテストにみる地域食材を利用した献立の栄養的特徴 共著 岐阜女子大学紀要第43号,平成26年3月,p145-151 高校朝ごはんコンテストの高校生が考えた朝食献立の栄養価について、地域食材の栄養的特徴を調べ報告した。
(共著者:水野幸子・村山香里)
調理学実習Ⅰ・Ⅱ,応用栄養学
(報告)洗浄、消毒における微生物の除菌効果に関する検討 共著 岐阜女子大学紀要第41号,平成24年3月,p97-100 (共著者:臼井宗一)
(論文)新聞記事にみる食材管理システムの現状と課題-学校給食における生ゴミ処理方法- 共著 岐阜女子大学紀要第39号,平成22年3月,p59-66 管理栄養士が学校給食において環境に配慮した廃棄物処理の取組を促進するため、過去10年の新聞記事から環境に配慮した生ごみ処理方法の現状と課題を読み取った。
(共著者:小川宣子)
(論文)さつまいもの加熱調理が食物繊維の生理作用に及ぼす影響 共著 岐阜女子大学紀要第39号,平成22年3月,p49-58 (共著者:山中なつみ・小川宣子)
(論文)調製温度が異なるメカブ粘性物質の摂取がラットの消化管の形態と機能に与える影響 共著 岐阜女子大学紀要第37号,平成20年3月,p19-27 調製温度の異なるメカブ粘性物質の長期摂取による消化管内容物の粘度と内容物重量の変化が、消化管の組織重量と機能に与える影響についてラットを用いた動物実験により検討した。
(共著者:山中なつみ・小川宣子)
(論文)さつまいもの加熱調理及び保存による食物繊維の性状変化 共著 岐阜女子大学紀要第36号,平成19年3月,p115-120 加熱調理ならびに保存による食物繊維の量及び性質に及ぼす影響を調べた。
(共著者:山中なつみ・小川宣子)
(論文)加熱調理による食物繊維の性状変化 共著 岐阜女子大学紀要第35号,平成18年3月,p111-116 加熱調理したさつまいものSDFとIDFの含量及び腸内発酵性から、加熱調理による食物繊維の性状変化について検討した。その結果さつまいもの食物繊維量は加熱調理によりSDF量は変化しないがIDF量が増加する可能性を示唆した。腸内発酵性を調べた結果、レンジ加熱したSDFは発酵性が低いことが示され、調理法の違いがSDFの発酵性に影響を与え、IDFの発酵性は加熱調理による影響を受けないと考えられた。
(共著者:山中なつみ・小川宣子)
(論文)消化管組織における構造変化の評価(第2報)-消化管粘膜における増殖細胞数の測定- 共著 岐阜女子大学紀要第34号,平成17年3月,p75-78 食物繊維の摂取に伴い消化管組織の粘膜の構成比が高くなる要因を明らかにするため、消化管組織における構造変化をさらに詳細に評価する方法として、粘膜における増殖細胞数の測定を試みた。
(共著者:山中なつみ・小川宣子)

学会

所属名備考
日本栄養士会
岐阜県栄養士会 岐阜県栄養士会生涯教育委員
日本栄養改善学会

教育業績

授業科目の名称講義等の内容講義と関連する
著書・論文と関連事項
調理学実習Ⅰ・Ⅱ 高等学校家庭科教員、管理栄養士資格取得のための調理分野において、基礎調理を学ぶとともに環境に配慮した調理指導について学ぶ。 (資料)「大学生の食意識と調理技術向上を目指した教育内容の検討」
実践栄養学 管理栄養士国家試験科目の応用栄養学分野について学ぶ。各ライフステージごとの生理的特徴にあった栄養評価および栄養ケアについて学習する。