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観光 写真・映像コンクール

カメラマンの世界 ~想いをどう届けるのか?~

628日の日本語文章表現の基礎では、岐阜新聞報道部のカメラマンとして活躍されている堀記者をお迎えしました。

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 堀記者は、学生のころから写真が好きで、その延長線でカメラマンとなり、現在は報道部に所属し、日ごろの事件現場の写真や記事を中心に書かれています。カメラ一つとっても様々な機能がありますが、堀記者は「撮りたいモノ」、「撮りたい時間」などによってカメラを使い分け、より説得力のある写真を撮り続けています。

 今回、講座の中で最も印象に残ったのは「新聞に載っている写真は、記事を読まなくても、一目で何を言っているか分かるような写真を撮る事が大切」であるというです。

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 日ごろスマートフォンで写真を撮り、SNSで投稿する学生もいるでしょう。好きなモノを好きな時に撮るのではなく、あくまで新聞に載せる写真は、「ホンモノ」であり、「リアル」が求められます。
 そんな堀記者の信念は、「人の助けになるような写真、記事をつくる」ことです。記事の内容には、事件や事故、災害が含まれます。もしかしたら次は自分かもしれない・・・その時のために事実を記録として残す新聞記者やカメラマンの仕事を学び、学生の今後の将来に役立ててもらいたいと願っています。

魅力あふれる県内企業

岐阜県の企業について新聞経済面の記事を書かれる岐阜新聞編集局報道部の鈴木記者をお迎えし、お話を伺いました。

 受講している学生は2年生で、少しずつ将来について明確な職業を考え始める時期でもあります。今日のお話は、実際に鈴木記者が取材し記事にされた新聞記事を全員で読み深め、日ごろ聞けなかった経済の基礎知識を学びました。

そして、学生からは、実際に企業の代表者から生の声を聞き出すことが仕事の鈴木記者へ「これからはどんな職種が伸びていきますか?」や「どうやって社長からその企業のことを詳しく聞き出すのですか?」など質問が飛び交いました。

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最後に、E.M(2年生)から「これだけインターネットからの情報収集が盛んになっているが、新聞紙の魅力って何ですか?」という質問がでました。鈴木記者は、「新聞を読むことは、社会の全体像が分かり、すぐに内容の重要性、話題性を感じることが出来る。一方、ネットは自分で情報を探しに行かないと分からない。どのくらいその情報が一般的に大きく、人気な情報なのかはわからない。そして自分の興味のある情報しか読まないので、日本の社会全体を把握することは出来ない。だからこそ、これから就職を控える学生にも新聞を読んでもらいたい。」と熱い回答がありました。

地域に学ぶ~地域産業でまちを元気に~

いきなりですが、みなさん。新聞を読みますか?

毎日とは言わなくても新聞を読む習慣がある学生は残念ながら少なく、代わりにネットニュースを読む機会の方が多いようです。

67日、日本語文章表現の基礎の講義でお迎えした、岐阜新聞 中濃総局田島編集部長は第一声で「新聞記事は一次情報であり、信用性がある。」とお話されました。

新聞記者として長年岐阜に関わる仕事をしてきた田島編集部長は、現在担当されている中濃、なかでも関市について詳しくお話をしてくださいました。

関と言えば、「刃物」で有名です。包丁は、全国47パーセントのシェアを誇ります。岐阜には「何もない・・・」と思われがちですが、ものづくりという観点からみると、関市をはじめ岐阜県は全国でも有名な土地と言えるのです。

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「刃物」=「サムライ」をイメージして、現在では関市を訪れる外国人観光客も増加しています。昨年、あずきバーで有名な井村屋さんとともに作成した「井村屋のあずきバーで出来た日本刀アイス」は、当時のYahooニュースアクセス数全国1位となり関市が「刃物のまち」として世界へPRしたことで有名です。

県外出身者の学生も多い受講生からは、「岐阜市の隣にある関にはこんな有名な産業があり、面白い取り組みをしているのか」という感想がでました。

地方新聞を読むことは、地域について深く知ることにつながります。改めて新聞を読んでみようと思わされた貴重な授業となりました。

地域に学ぶ~スポーツでまちを盛り上げる~

2020年東京オリンピック、パラリンピック開催に向け、日本政府は、2020年に向け"訪日外国人観光客4000万人"を目標に掲げ、観光産業中心となり様々な活動が繰り広げられています。世界のスポーツの祭典を地域で盛り上げたい!そして活躍を期待される日本人選手たちを今から応援したい!そんな方も多いのではないですか?
 531日「日本語文章表現の基礎」の講義では、県内スポーツを中心に取材されている岐阜新聞編集局報道部の村井樹記者をお迎えしました。
 村井記者の1年間のスケジュールは、各種スポーツの県内大会、全国大会で目白押しです。そんな中でも県高校総体55連勝、新人戦54連勝、2017年度全国大会2冠を達成した岐阜県では有名な、あるスポーツ取材経験を中心にお話を伺いました。
みなさん、何のスポーツかお分かりですか?
 正解は各務野女子ホッケー部です。村井記者は、彼女ら女子高生から「生の声」、「生の表情」を記事にするには、時間がある時は常に練習を見に行く、試合がある時は必ず見に行き、話を聴くそうです。その繰り返しが選手との信頼関係を構築させることとなり、記事の文章にも躍動感が生まれると教えてくださいました。

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スポーツの写真を撮ることも大変で、1試合何百枚も撮りその中から数枚を決め、試合後すぐに記事にすることが多いそうです。掲載写真が決まってから頭の中で記事を考え、その場でメモにし、その後記事にするのに大体1時間程度で仕上げるとのこと。スピード勝負ですね。

「自分がずっと取材してきた選手が、プロ入りし、今後は取材できなくなると思うと嬉しいけれど寂しい気持ち。感慨深い。」と話す村井記者の言葉が印象的でした。
 4月から毎週にわたりオムニバス形式で現役記者、アナウンサーからの講話を聞く上で、仕事の大変さ、厳しさを知ると共にそれ以上のやりがいや誇りを感じることができ、学生も自分が楽しいと思える仕事に就きたいと語っていました。

地域に学ぶ ~観光まちづくり~

「観光まちづくり」、「まちおこし」、「地域活性化」という言葉が新聞、テレビを通して聞かない日がないくらい「観光」と「地域」の関係は我が国で注目されています。

観光専修の学生は"観光地づくりと学習"という授業を中心に、「地元を知る」ことがまちづくりの第一歩であることを学んでいます。
今回は、「日本語文章表現の基礎」の授業で、岐阜新聞美濃総局長 佐竹直人様にお越しいただき、加茂地域の観光を中心に講義していただきました。
白川茶(東白川村・白川町)、フルーツ大福(川辺町)、ANAの国際線で提供されている堂上蜂屋柿(美濃加茂市)や杉原千畝の命のビザ(八百津町)など、加茂地域には多くの資源があります。これらはすべて、観光者にとっては"観光資源"になり得るモノばかりです。

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佐竹総局長からは、加茂地域が人口減少、外国人移住等多くの問題も抱えているといったお話もありましたが、最近ではアウトドア施設、レジャー施設、オシャレな飲食店が多く誕生しており、学生らにとっては新たな加茂地域を発見できた良い機会となりました。

オーストラリアのダボと姉妹都市にある美濃加茂市には、オーストラリア風のBBQが楽しめる施設も完備されているそうです。

話を聞いて、学生からは「おいしそうだな~、行ってみたいなぁ。」といった声が上がりました。

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先月オープンしたばかりのリバーポートパーク(美濃加茂市)では、木曽川でアクティビティも楽しめるそうで、県外出身の観光専修学生からは、「どういった体験ができますか!?」と行く気満々の質問がありました。

今回のお話を聴き、実際に加茂地域に足を運んで学生がどう「まち」を視るのか。その体験が彼女たちの将来に役立つことと信じています。