健康栄養学科

研究業績

研究活動 ~栄養のエキスパートを育成~

健康栄養学科では、管理栄養士になるために得た基礎知識と専門的な技術を活かして、食育・教育や医療・福祉、食品開発に関わる研究を行っています。最近の研究内容を紹介します。

① 食育・教育分野の活動

若い世代の食生活改善に向けての栄養教育
現代の若者の食生活には、朝食欠食や不規則な食事時刻、栄養バランスの悪い食事内容など、改善すべき点が多くみられることから、生活リズムを整え、食生活や生活習慣を自己管理できる能力を高めるための栄養教育に取り組みました。

児童への栄養教育の方法に関する研究
児童が将来自立した食生活が営めるような栄養教育を目指して、児童が食に関する正しい知識を得て、食べることだけでなく調理する楽しさも見つけられるような栄養教育の方法について取り組みました。

② 医療・福祉分野の活動

生活習慣病の食生活による改善についての研究
生活習慣病の問題を「食」から改善するために何ができるのかを探求するため、糖尿病性腎症患者でもおいしくご飯を食べられるよう、低蛋白米の研究を行いました。

食べながら元気に老いる啓発活動
農家レストランにて、山県市の郷土料理を活かして、元気な高齢者が元気なまま老いるための料理を提供することにより、啓発活動を行いました。

③ 食品開発分野の活動

地域食材の調理特性に関する研究とレシピの考案・商品開発
地域食材の調理特性を知り、その食材にあった料理・加工品への応用を地域に提案しました。これまでに、美濃市の特産品の鮮やかな赤色を活かした和菓子と食パンの商品化につなげています。

食品の衛生管理や安全性に関する研究
微生物による食品汚染とその防止対策を目的に「手指の黄色ブドウ球菌の新しい検出法の開発」や「食品製造工程での微生物汚染の解析と防止策」などの研究を行いました。

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