わら葺き屋根の休憩所

「茅葺き屋根の休憩所」完成!

 7月2日(木)の午後、昨年から取り組んでいた「茅葺き屋根の休憩所」完成お祝いのバーベキュー会を行ないました。
建設に際し、大変お世話になった棟梁の那須さんも来てくださり、建て方や茅葺き作業での苦労も、完成してみれば楽しい思い出となりました。

土壁塗が終わった後、最後の作業として屋内に腰掛をつくりました。これで全ての工事が完了。茅を葺くのも、竹小舞の土壁づくりもはじめての体験でしたが、改めて自然素材でつくる建物のよさも実感できた作業でした。
今回のバーベキュー会は、3年の時から作業の主力として頑張ってこられた、4年生の先輩達が中心となって、計画してくださいました。先輩にお肉や野菜を焼いてもらい、又手づくりの焼きおにぎり、焼きそばなど、本当においしくいただきました。
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この日は曇り空だったのですが、茅葺きの中に入ると、涼しさが違いました。食べすぎ?とお腹が苦しくなるくらい食べた後でも、さすが先輩!デザートに「すいか」を用意してくださってました。やはりデザートはベツバラ。すいかもおいしくいただきました。
卒業制作や就職活動で忙しい中、本当に楽しい会をありがとうございました。そして2年間にわたる作業、お疲れ様でした。私たち後輩も、新しいプロジェクトに頑張ります!

昔ながらの土壁づくり2

5月21、28日と、土壁塗りを行ないました。なかなか上手く「コテ」で土がすくえず、悪戦苦闘しました。

壁を塗る前に、「土」づくりを行ないました。塗土は、粘土と土、藁スサを混ぜたものです。2年前土橋づくり用に購入した塗土に、腐ってしまった"スサ"を新しくいれて、塊がなくなるまで足で踏みながら土練りをしました。
ちょうど良い"土"の状態になるには水分調整が難しく、最後は職人さんに調整していただき、やっと土の完成です。土壁の工程は「荒壁塗り」-「中塗り」-「仕上げ」ですが、今回は漆喰や珪藻土などの仕上げを行なわず、中塗りを完成とします。職人さんから、コテの使い方と塗り方の指導をしていただきました。
早速土壁塗りに挑戦。壁面の柱、梁側のある周囲からロの字型に塗っていきます。貫の上には、接着を良くするためと、割れ止めのために、長目のスサを余分に入れました。 壁の反対側には、押し出された「塗土」がはみ出してきます。これを通称「へそ」といい、はみ出たへそ部分をコテで押さえます。これを「へそかき」と言うそうです。
1週間の乾燥期間をとり、へそかきをした面の裏返し塗りを行ないました。 下地窓の周囲は定規を使って、真っ直ぐに仕上げます。又コーナー部分はコテを上手く使い、丸面取りで仕上げました。
柱についた土をはけできれいにぬぐい、これで荒壁塗りの完成です。この日は岐阜テレビの方が、 「茅葺き屋根の休憩所」づくりの取材にみえ、少し緊張した作業となりました。私たちの活動に興味を持っていただいたことが、今後の作業の励みにもなりまし た。後は中塗り作業を行い、いよいよ完成です。

昔ながらの土壁づくり!

4月30日(木)、特別プロジェクト実習の『茅葺き屋根の休憩所』では、いよいよ土壁の下地、小舞づくりに挑戦です。中央には、黒竹で下地窓もつくりました。

左官職人さんから、昔ながらの小舞づくりの手順を教えていただきました。使用する竹は巾2センチほどの割竹。まず骨になる横間渡し竹を貫側(この場合建物内側)に取り付けます。 縦間渡しは外側に取り付け、縦横4.5センチぐらいの間隔で小舞を組んでいきます。わら縄で編むように固定していきます。
縦と横の小舞は、向き合うように組んでいきます。一列に並んで、横小舞を編み上げていく作業は、高さを揃え、わら縄の力加減も調節し、みんなで声を掛け合いながらの楽しい作業となりました。
次回は小舞に塗る土壁の『土』づくりをおこないます!

特別プロジェクト始動!

4月16日(木)の午後、今年度最初のプロジェクト活動を行ないました。
「茅葺き屋根の休憩所」プロジェクトは、後少し残っている壁まわりの作業に、就職活動中の4年生も参加。久しぶりの作業をみんなで楽しみました!

腰板をとめる下地枠を制作中! 筋かいは、阪神大震災以降義務付けられた金物をつかって、柱とはりに取り付けます。
筋かいの取り付け完了。 腰板も打ち終わり、土壁を残すのみとなりました。休憩所ももうすぐ完成です。
昨年度で完成した、実習棟エクステリアチームとビオトープチームは、入学したばかりの1年生を迎えて、今年度から始まる新プロジェクトの計画づくりを、ひと足先に進めることになりました。
どんな建物が計画されるのか、今から楽しみです。

茅葺き屋根の完成!

7月17日(木)、茅葺き屋根の仕上げ(調整)が終わり、これで屋根は完成です。梅雨の時期で雨にたたられ、なかなか作業が進まず、大変でした。

ご指導を頂いている茅葺き職人の杉山さんから、茅を整える大型の鋏ー屋刈バサミの使い方と注意点を教えていただきました。 早速足場に上って、皆で茅の調整作業を行いました。"ソリ"のある屋刈バサミを使って、勾配のある屋根面を切り揃えるのは、簡単そうに見えますが、以外に難しい作業でした。
軒先では"ヒゲ"と呼ばれる余分な茅を切りそろえます。上を向きながら、屋刈バサミを持ちながらのちょっと辛い作業でした。 30分程でやっと屋刈バサミの使い方のコツもつかみ、腕を伸ばして作業範囲を広げ、上の方も刈り込んでいきました。
作業終了。軒先もこんなにキレイに切り揃えることが出来ました。しかし、この日も途中から雨が・・・・・。茅葺き屋根の完成写真は、次回UPしますね。
次からは、腰板土壁、ウッドデッキの制作作業に入りま