書道専修

研究業績

研究活動

書道教育コースにおいては、〝教育〟という観点から「書写」の教材開発に力を入れている。現行の教科書会社による「揮毫場面の動画」を見ると〝一方向〟だけであり、また手首に筆の穂が隠れて筆の動きが見えないという欠点も見受けられる。そこで本学では〝多方向―上・下・正面・左肩上―〟撮影し、より児童・生徒が理解しやすく、興味・関心を引き起こす教材作成に取り組んでいる。

現在近隣の小学校の「書写」授業を、「書写教育(初等)」および「書写教育(中等)」受講者の学生が指導しているが、この「多方向撮影の動画」による授業実践をして、より効果的な指導法を研究している。
 また、「書道文化の継承」にも力を入れ、「創作研究」による作品を日展・読売書法展・毎日書道展等に出品し、多くの入選・入賞を果たして成果を挙げている。

国語教育コースにおいては、中・高国語科教員免許を取得できるよう授業を展開している。また、一般企業においても、高い言語力を有し、整った文書を作成し、きちんとした言葉遣いでコミュニケーションのとれる力を付ける授業を展開している。そこで、学生たちによる読書会を支援し、授業内では扱えない作家・作品への理解を深め、レポートを書き、また学生同士での討論を行っている。

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