書道専修

授業の様子

国文学史[ 1年次 後期 ]

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古典から現代文学まで、代表的な作品にダイジェストで触れながら、日本文学の歴史について学んでいく。教員採用試験にも文学史の問題は出題されるので、その対策をするのはもちろん、日本文学の本質や全体像を受講生が理解できるように授業を進めていく。日本人が受けついできた文学伝統を知ることで、私たちにしか生み出せない新しいコンテンツを発信する力を育てていく。

デザイン書道[ 2年次 前期 ]

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アナログの代表的な「手書き文字」とデジタルの世界を融合し、書道が現代生活に活きる新しい可能性を探る。

文房四宝を駆使し、様々な筆で文字表現をし、既成概念に捉われることなく現代的な書道の可能性を探る。そして、その文字表現とマッチした画像を、改めて日常生活を見直す中で見つける姿勢を育成する。その画像は静止画に止まらず、動画まで視野にいれていく。

書写教育(初等・中等)[ 2年次 前後期 ]

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 小中学校における書写教育のねらいや指導法について学び、現場での授業参観や授業実習を通して、指導法を身に付ける。実技を中心に、書写の手本が書けるよう習熟を図ることや、正しく美しく文字を書くための板書法も学んでいく。手書き文字の良さを自らが理解し、それらを伝えていく教育者として、書写教育の在り方について考え、追究していく。

書論[ 2年次 後期 ]

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富岡鉄斎の書を鑑賞

「書とは何か」を主題に各時テーマを設定し、書の多様性を理解する。
書の歴史、現代の展覧会、作品鑑賞、鑑賞の作法、作家と作品、作品制作、臨書の方法、書家の書・文人の書、近現代の書、現代書の諸問題、手紙の美しさ、作家論・作品論として富岡鉄斎の人と書を取り上げる等、様々な観点から考えていく。

鑑賞[ 3年次 後期 ]

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  • 授業5-02拓本(ここでは集字聖教序)を鑑賞.JPG

文字の成立から始まり、唐時代までの書体・書風の流れを鑑賞し、篆書、隷書、草書、行書、楷書の古典作品を鑑賞し、千年余りにわたる書道の大河の主流を理解し、現代日本の書法文化の基礎を考える。

水墨画ⅠⅡⅢ[ 3・4年次 前後期 ]

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水墨画の起源とその発生をたどりながら、書と密接な関連を確認し、水墨画における用具用材の確認や、特に『竹』や『蘭』の表現を中心に、基本的な用筆や運筆方法を習得することを目標とする。そして、様々な大きさの紙面に、筆法・墨色・彩色・バランス等を学び、自らのテーマに沿った創作作品を行い、感性を高めていく。

卒業研究[ 4年次 後期 ]

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恒例卒論執筆会

 日本文学・日本文化に関して、20.000字以上の卒業論文を仕上げるための授業である。各自テーマを定め、調査データに基づく論拠を組み立て、説得力ある論文を書くための方法を学ぶ。また、ゼミ生間での相互批評を通じて、他者の見解を評価し、自身の見解への評価を受けとめ、それを反映していく方法を学び、社会人への一歩を踏み出す準備をしていく。

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