子ども発達専修

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芸術的演劇ではなく、教育的演劇を 〜ミュージカル上演を終えて〜

私たちは、本日を迎えるにあたり、昨年11月より取り組みを重ねてきました。
3年生は、教育実習もある中、お互いを認め合う想いを高め、全員で団結してきました。
2年生は、初めての演目への挑戦の中、毎日放課後に練習を重ねました。仲間を思いやり、声を掛け合い、演技を高めました。
1年生は、右も左も分からずでしたが、たった2ヶ月の中で、子どもと共に楽しめる手遊びができました。
私たちは一人一人がこのミュージカルに対して、何ができるのかを真剣に考え、行動し、その成果を本日出し切りました。紫陽花の花のように個性が輝き、集結できたと私は確信しています。教員を目指す私たちは、この取り組みを通し、将来の夢のための力を一人ひとりが身につけられました。
そして、このように私たちが力を発揮できましたのは、足を運んでくださった多くの皆様が支えてくださったからだと思います。心から感謝申し上げます。

全体リーダー 初等教育学専攻3年 佐藤優希

学年をまとめる力や、先を見通して行動する力をつけられるように、自分を成長させようとリーダー職に挑戦、立候補しました。

演者同士で励まし合いながら、毎日の練習をやりきることができて、表現力や腹筋、表情の工夫、声を大きく出すなど様々な力が身についたのを感じます。実習が重なり、春休み1ヶ月を丸々練習しておいて良かったと思いました。
また、リーダーとしてみんなにきちんと指示を出したり、みんなの意見をしっかりと聞いてまとめたりすることもできるようになりました。もっと頼られる存在になれるよう、これからも継続して成長していきたいです。

演者リーダー 初等教育学専攻3年 吉田衣里

幼稚園実習ではミュージカルの経験を生かし、ミュージカルでは幼稚園実習での出来事を思い出し照らし合わせ、子どもの目線に立って考えられるように努力しました。その結果、全体を見て行動する力がミュージカル前よりついたと思います。1年生の手遊びや幕間の際、司会のセリフや演者の演技に対して、実習での出来事や学んだことから子どもの姿を思い出し、アドバイスや意見を言うことができました。
本活動を通して毎年感じることは、ミュージカルを見て嬉しそうに反応してくれる子どもたち、子どもたちに語りかけ一緒に楽しんでくれる親御さんの姿を見て、この顔を見ることができる教員になりたいと想い、私の頑張る活力になります。

初等教育学専攻3年 仲村渠綾音

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