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「音」が「音楽」に。これが自己表現~オープンキャンパスで学びました~
2019年度第1回のオープンキャンパス、とてもいい天気の行楽日和だったにもかかわらず、14人(もう一人、友だちがいてくれたので、実質15人)という多くの高校生が来校してくれました。ありがとうございました。
音楽の授業では、「音楽では、リズムや音程などの"正しさ"にかかわることは答えはあるけれど、こんな気持ちをこんな風に伝えたいという、一人一人の自己表現は、人によって違って当たり前。まったく同じ、画一的な表現なんて変! 気持ち悪い!」ということを、実際に鑑賞したり歌ったりしながら確かめ合う、そんな授業を行いました。
高校生の皆さんも保護者の方々も、とても積極的に歌って参加していただき、体験を通して確かめ、感じ取ってもらえたことと思います。
資料が準備してあったのに授業で扱えなかった次の詩。よく知られている、金子みすゞさんの「私と小鳥と鈴と」です。
<金子みすゞさん> <私と小鳥と鈴と> 「音楽教科書より」
この詩に付けられた曲、15種類の演奏を音楽担当がもっています。曲の感じはすべて違います。心のメッセージを「私は」こんなふうに伝えたい。それを原点に音楽を表現して初めて、「音」が「音楽」に変わります。
オープンキャンパスでは、各教科がそれぞれこのような工夫した授業を計画しています。
また皆さん、ぜひ岐阜女子大学に足をお運びくださいね。