デジタルアーカイブ専攻

プロジェクト

動画の撮影・編集を学びます。

デジタルアーカイブのための記録方法として、動画の撮影、編集について学修します。
授業では、ビデオカメラの使い方からはじまり、撮影のコツを学び、撮影に挑戦します。
コンピュータへ保存した後、専門的なソフトを使った動画編集を行います。

4月の入学式翌日に行われた「新入生宿泊研修」を2年生が撮影・編集をしました。

新入生宿泊研修の撮影の様子はこちら

新入生宿泊研修の様子が伝わりましたか?

美濃まつり撮影実習

4月13日(土)、14日(日)に美濃市で美濃まつりが開催されました。
デジタルアーカイブ専攻では、美濃まつりデジタルアーカイブのために、3年生が撮影を行いました。

3年生を3チーム分けて、
Aチーム・・・13日8時~ 花みこし
Bチーム・・・13日16時~ 仁輪加
Cチーム・・・14日12時~ 山車
の体制で臨みましたが、14日が雨天のため中止になってしまいました。

CIMG0532.jpg
山車は、13日にうだつの上がる町並みに展示されていました。

CIMG0807.jpg
花みこしは、美濃和紙を1つ1つ手染めして作られたお花が「しない」につけられ、たくさんの「しない」がみこしに飾られたものです。
お花の色が全て違っているのも、興味深かったです。

CIMG0792.jpg
最大の見せ場である「総練り」では、全ての花みこしが集まりました。
太鼓も集まり、心臓にまで響く大きな音で大迫力でした。
この写真の中に、撮影している学生がいます。どこでしょうか?

 

 

 
見つかりましたか?
CIMG0835.jpg
右側に写っている建物の2階で撮影していました。

デジタルアーカイブ専攻では、1年生で撮影技術を身につけ、2年生で学内実習を行い実践力をつけます。
そして3年生になったら学外実習を行い、確かな力として身につけていきます。

現地では緊張した様子でしたが、機器を使いこなして撮影する様子が見受けられました。

撮影実習に参加した学生が、同じ場所で撮影されていた新聞記者の方から取材を受け、Web版に掲載されました。
https://www.chunichi.co.jp/article/gifu/20190414/CK2019041402000036.html

新入生宿泊研修を撮影しました

岐阜女子大学では入学式の次の日から、新入生宿泊研修を実施しています。
大学のこと、先生のこと、先輩のことなど、たくさんのことを楽しく知ることができる行事です。
また友達がたくさんできるため、参加した学生から大好評です。
人見知りで友達ができるかと心配していた学生も、笑顔でしゃべっている様子を見かけました。

そんな新入生宿泊研修の記録を、今年度からデジタルアーカイブ専攻が担当することになりました。

今年度は新2年生が撮影実習として参加しました。
1グループ2~5名の構成で4グループを作り、2日間を撮影しました。

撮影はデジタル一眼レフカメラ4台、デジタルビデオカメラ2台で行いました。

IMG_9443.jpg IMG_9355.jpg
デジタル一眼レフカメラで撮影!

IMG_0010.jpg IMG_9356.jpg
デジタルビデオカメラで撮影!

IMG_0056.jpg
撮影した内容は、その日のうちに撮影メモに記録します。

ただ撮影するだけでなく、何を撮影したら良いのか、誰が何を担当するのかを相談しながら進めました。

IMG_9350.jpg

全体図、お話ししている方のアップ、ズームインやズームアウトをしたり、上から撮ったり横から撮ったり、カメラをPANしてみたりと、いろんな構図で撮影していきました。

撮影した写真は、大学のHPに活用されました!!
平成31年4月4日新入生宿泊研修1日目を行いました。
平成31年4月5日新入生宿泊研修2日目を行いました。

撮影実習に参加した新2年生からは
・実践的な撮影実習で緊張したけど楽しかった
・思ったような撮影ができなくて、カメラの練習をもっとしたいと思った
・自分が撮影したのが使われるのか不安だけど、みんながどのように撮影したのか見るのが楽しみ
など、楽しく参加できつつ、撮影技術の再確認ができたようです。

撮影した写真や動画は、デジタルアーカイブの実践力を付ける授業「特別プロジェクト」で編集します。
新入生宿泊研修の内容はもちろん、新入生が楽しく過ごした様子、学生のためになった様子が伝わるように心がけていきます!

模擬授業「ドローンを体験しよう!」を実施しました

授業「特別プロジェクト」では、デジタルアーカイブの実践力を身につけるために様々な実習を行っています。
その一環として、この後期には模擬授業を実施しました。

デジタルアーカイブの技術に関する授業を、学生が先生役、生徒役に分かれて進めていきます。

この日は「ドローンを体験しよう!」のテーマで、2年生3名と1年生2名の先生で授業が展開されました。
・ドローンとはなに?
・ドローンの歴史
・デジタルアーカイブにドローンが必要な理由
について講義を受けました。
もちろんドローンについて学生が調べて、教材も作成しました。
前には、1メートルの大きさのドローンから、手のひらサイズのドローンまで並んでいました。

さあ!実習です!

DAD52372-1BBA-4342-9B10-A4353C51372C.jpg 室内なので小型のドローンを飛ばします。

31368A29-DDC5-48E7-BFE2-29FB0D9C9DEA.jpg 画面中央にドローンが飛んでいます。

6266AC96-7965-49BC-BD56-65E938FDD615s.jpg 最新のドローンは手のひらに着地もできます。

全員がドローンを体験したあと、4月にドローンで撮影した桜並木を鑑賞しました。

その後、ドローンの法整備や禁止されている飛行方法について勉強しました。
実際に飛んでいるドローンを見て、頭の上を通過するドローンを体験して、法整備の大切さが実感できました。

これからドローンを使った撮影・記録は必要となるでしょう。
模擬授業を通して、ドローンを知り、体験できましたので、デジタルアーカイブへの活用方法を考えていきます!

学生研究活動デジタルアーカイブの活用

岐阜女子大学には、卒業研究の要旨や論文をデータベース化した「学生研究活動デジタルアーカイブ」があります。
学内であれば、スマホやタブレット端末を使って、卒業生の研究を閲覧することができます。

現在の4年生の卒業研究に役立てられていますが、それ以外にも授業で使われています。

デジタルアーカイブ実践を目的とする授業「特別プロジェクト」では、グループに分かれて模擬授業を行っています。
模擬授業では、学生が先生役と生徒役に分かれて授業をして、先生役の学生は授業の自己評価を、生徒役や生徒の立場での評価を行い、授業内容や流れの改善を行います。
模擬授業を通して、授業で学んだことを再確認しつつ、プレゼン力や、生徒役への呼びかけなどのコミュニケーション力をつけることを目的としています。

模擬授業を組み立てる上で、「デジタルアーカイブとは?」や「企業アーカイブとは?」、「ドローンとは?」といった説明が必要になります。
学生は十分理解しているのですが、プレゼンで正確に説明となると、悩んでいました。

そこで、「学生研究活動デジタルアーカイブ」を活用しました。
卒業研究は、4年間の集大成なので、デジタルアーカイブに関する情報がたくさん含まれています。
「学生研究活動デジタルアーカイブ」は、分かりやすい!と好評でした。

実は、要旨や論文のPDF化やパスワード設定、データベース化はデジタルアーカイブ専攻の学生が行いました。
活用しながら、「あれ?これって私たちがデータベース化したもの?」と気付いたようです。

こんな風に活用できるのか、これがデジタルアーカイブなのかと、体感することができたようです。

20181214s.jpg