長寿健康栄養学センター

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実は、これで十分なんです!

 令和元年からだ改善プロジェクト第2回目を実施しました。今回は、美濃市中央公民館の調理室にて、栄養指導と料理教室を行いました。前回のアンケート結果から、「調味料を計量している人が少ない。」ということが分かったので、家庭で料理する際、計量を意識していただけるよう計量スプーンの説明をすると同時に、計量した調味料を準備し、手に取って確認していただきました。

 実際に調味料を手にした参加者の方からは、「これだけなの。」「え、少なすぎる。」など驚きの声がありました。また、醤油を量りながら、「かなり多く醤油を使っているわ。摂りすぎだね。」「目分量で味付けしていたから、気を付けないといけないね。」などの声もあり、現状を実感していただくことの大切さを改めて実感しました。

 計算し、計量しながら何度も試作を繰り返すことは大変でしたが、試食した参加者の方から「素材の味が楽しめる味付けで美味しかった。」「お家でも作ってみたい。」と言っていただくことができ、これが栄養士の魅力のひとつかなと思いました。

 次回は大学での開催となります。今回の反省を生かし、参加者の方のからだ改善への行動につながるよう計画したいと思います。(笠井研究室 筑地麻惟)

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