長寿健康栄養学センター

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第2回『健康寿命を延ばす食教室』を開催!

 「健康寿命を延ばす」をテーマに第2回食教室を7月23日(火)に開催しました。

 適塩生活の基盤をつくるには、子どもの頃からの食育が大切です。また、子どもから親世代に発信してもらうことも効果的です。そこで、高血圧予防を関連付けるために、野菜を摂取する意味を伝え、野菜の一日の摂取量を350gに近づける調理法や工夫を学んでいただきました。

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 今回の献立のポイントは、包丁をあまり使わず、子どもでも安全に楽しく作れるメニューにしました。そして、野菜を効率良く食べてもらえるようなものにしました。調理した「なんちゃってナン」、「さばとたっぷり野菜のドライカレー」、「きらきらスイカゼリー」は子どもたちがとくに喜んで食べてくれました。ドライカレーは野菜をフードプロセッサーで細かく刻むことで、嫌いな野菜を無理なく食べられる子どもが多かったです。保護者の方もそれを見て喜んでおられ、また、肉ではなく魚を使うことに驚いておられました。ナンはこねて伸ばして、自分の好きな形を作っていて楽しそうでした。そのため、一番人気のメニューとなりました。

 最後にアンケートを親子で書いていただき、「メニューが多くてちゃんとできるか心配だったが、みんなで分担してできたのが良かった」、「これなら家でも簡単に子どもと作れそう」、「嫌いな野菜を食べられた」などの意見が多かったです。

 第3回目の食教室を9月10日に開催します。第2回目のアドバイスや改善点を活かして、より良い食教室にしたいです。(藤田研究室 山崎・吉田)