観光専修

オープンキャンパス

美術品が街に現れた:6月11日のオープンキャンパス

6月11日のテーマは、「博物館とまちづくり」です。

旅の魅力の一つは、美術館や博物館めぐりですが、場所によって、「見るべき作品」は建物内だけではありません。

例えば、オーストラリア・ブリスベン市では、街の中心街の歩道には、鉄のパーツでできたカンガルーの彫刻があります。愛着があって、自然と手が伸びて、カンガルーの頭をなでる観光客がいます。

また、シンガポールでは、あの有名なマーライオンの近くには、川に飛び込む子供たちの彫刻があります。とても躍動的なシーンなどで、初めて見たとき、「子供は危ない!」と思わず声を上げました。

日本でも、アートが美術館・博物館から飛び出した例があります。

青森県十和田市には、町の中にアート作品が設置されていて自由に見たり、触ったり、座ったりできます。十和田市現代美術館による「まちなか常設展示」を見ていきましょう。

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"Resting Kangaroos"

Brisbane, Australia

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"Resting Kangaroos"

Brisbane, Australia

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"First Generation"

Singapore

観光専修では、博物館や地域資料館で役立つ「学芸員」の資格を取得できます。

オープンキャンパスで、詳しく説明できますよう、お待ちしております。

5月21日(日) オープンキャンパスについて

 521日のオープンキャンパスは「公務員はどのように外国人と関わるか」についてです。市町村役場が外国人のために用意したパンフレットなどを見て、資格取得への入り口をお話します。

観光専修では、「外国人雇用管理者主任者」という資格を取得するための勉強ができます。

 最近、外国人観光客が一気に増えましたが、何年も前から、たくさんの外国人が日本で働くようになりました。言葉も文化も慣れない日本で働くには、日本人側からいくつかのサポートが必要となります。そのサポートを専門的に行う人が「外国人雇用管理主任者」です。その専門的な知識は、在留資格、入国管理法、労働基準法、雇用契約書など様々な分野にわたります。

 この資格を取得するには、「外国人雇用管理主任者試験」に合格し、その登録を受けることです。日本で働く外国人の数が今後増えてゆく時代において、ますます必要とされる資格です。

 この資格に向けて、2年次には「在留外国人と言語」、3年次には「在留外国人と法」の授業があり、在学中にも資格に向けての勉強ができます。

 See you on the 21st of May.

プチトリビア:外国人が携帯する「在留カード」は、昔「Alien Registration Card」と呼ばれていた。"Alien"は、フランス語からで、"stranger", "foreigner", 「よそ者」との意味があり、現代の英語の「宇宙人」の意味はない。そのため、現在使われている「Residence Card」の言い方の方を好む在留外国人が多い。

8/21(日)観光DX ~仮想空間を創り上げるに必要な観光資源の知識とは?~ オープンキャンパスのお知らせ

8月21日(日)のオープンキャンパスでは、

海外観光地理
~今話題の観光地を探る~

長年旅行会社で勤務されていた吉水先生の人気授業です!

この体験授業は、専門科目「観光地理Ⅱ」や「総合旅行業務応用」の授業に直結する内容になっています。

海外旅行といっても、ただ決められた場所を見に行くかつての旅行スタイルから、個人の興味関心に沿った旅行や観光地の自然やその場所で暮らす人々のことを第一に考える旅行(サスティナブル・ツーリズム)が主流となっています。この旅行スタイルは、コロナ感染終息後も続いていきます。むしろ「わざわざその場所に行く」ことでしか得られない旅行しか求められない世界がくるかもしれません。そんな時、一つの観光資源について歴史や文化、周辺住民の暮らしなど深く説明(ガイド)する力が観光業界には求められています。

コロナ禍で注目されている「新しい観光」として、「観光DX」があります。バーチャル世界の中でVRやAR技術を使った、まるでその場所にいるかのような感覚を味わったり、インターネット上に構築された仮想空間(メタバース)内で、旅行を楽しんだり仲間・地域の人との交流を図ったりします。その仮想空間を創り上げるにも、まず最初に必要なのは、作り手自身が「観光資源を知る」ことです。

21日の授業では、その第1歩として世界にはどんな観光資源があるのか、クイズ形式で楽しく学びましょう。

8/7(日)あなたの推し「世界遺産」はどこ? ~オープンキャンパス体験授業のお知らせ~

8/7(日)オープンキャンパス 観光専修体験授業では、多くの観光客を魅了する「世界遺産」を取り上げます。

世界遺産を知ろう

地方公務員や一般企業での「一般教養」として認知されつつある世界遺産についてクイズ形式で学びます。

「日本人なら誰もが憧れる行ってみたい世界遺産とは?」「TVコマーシャルで出てきたあのお城は世界遺産?」

ちょっと旅した気分になりながら、楽しく学びましょう。

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写真左:「万里の長城」(1987)中国

写真右:「バースの市街」(1987)英国

7/31(日)国家試験対策!「国内観光地理」オープンキャンパス体験授業のお知らせ

7月31日(日)のオープンキャンパスでは、

国内観光地理~今話題の観光地を探る~

今話題になっている国内の観光地を一緒に学びます♪

コロナ感染拡大でなかなか旅行に行けない日々が続いています。そんななか、インスタグラムやTwitterで「気になるスポット」が新しい観光の目玉として注目されています。

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例えば、海外旅行がなかなかできない今だからこそ、「まるで外国の○○みたいっ!」と思わせるようなスポット。岐阜女子大学のある岐阜県内にも「まるでマチュ・ピチュみたい」と思わせるような茶畑や「まるでモネの作品みたい」と思わせるような池があります。上の写真は、「岐阜のマチュ・ピチュ」「天空の茶畑」と呼ばれる『上ヶ流(かみがれ)茶園』です。標高440mの絶景ポイントからの眺めは国内外の観光客から人気となっています。

これら今話題の観光地は、旅行業唯一の国家資格である「旅行業務取扱管理者」の試験内容【国内実務】で出題されることがあります。7月31日のオープンキャンパスでは、クイズ形式で、話題の観光について学修しましょう。