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第4回オープンキャンパス

top_img10.giftop_img12.gif 2010.07.30

テーマ:「果物を使って酵素の働きを知ろう!

 みなさんは酵素を知っていますか?
 酵素は生体にも食品にも含まれており、必要な物質をつくったり、分解したりするなど、とても重要な働きをします。食品においては、この酵素の働きによって食品の価値が向上したり低下したりしますし、食品の形態にも影響を及ぼします。食品会社や特殊な調理が必要な福祉施設で働く管理栄養士は、このような食品学や調理学を理解しておくことが必要です。

 7月19日(月)のオープンキャンパスでは、身近な食品として果物を使い、楽しく実験を行って、酵素の働きを学んでいただきました。

 初めに酵素には、作用する相手が決まっている性質(特異基質性)と熱で壊れる性質があることを説明しました。

 実験1では、ゼラチンにキウイの生果汁と加熱した生果汁を入れ、氷水に放置して固まり具合を観察しました。キウイにはタンパク質分解酵素が含まれるので、生果汁はゼラチンを分解してしまい、固まらないことがわかりました。加熱した生果汁では、熱によって酵素が壊れたため、固まったゼリーができ、キウイでゼリーを作る場合は果汁を加熱しておくことが必要であることが理解できました。

 実験2では、りんごをすりおろし、いろいろな処理を行ってりんごの色の変化を観察しました。そのまま放置したものは、りんごに含まれる酸化酵素によってすぐに褐色に変化しましたが、加熱をしたり、食塩水やレモン果汁を加えたものは酵素の働きが低下して、色があまり変化しませんでした。また、レモン果汁にはビタミンCが含まれ、褐変したりんごの色を元に戻す還元作用も観察できました。今回の実験は、身近な果物を使用したので、参加した高校生のみなさんはとても興味をもって、楽しく実験を行ってくれました。また、酵素の働きをしっかり理解してくれた様子でした。

今回の実験を通して、酵素そして食品の変化に関心をもってくれればうれしく思います。

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