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京都へ研修旅行に行きました!

アーカイブ専修の研修旅行は、図書館や博物館の裏側を見学したり、司書や学芸員の方から「実は・・・」な話を聞くことができるため、学生に大好評です。
今年度は1泊2日で京都へ行きました。

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京都府立京都学・歴彩館、京都府立大学附属図書館
 歴彩館は、京都に関する資料の収集保存公開を行ってきた「京都府立総合資料館」と「京都府立大学附属図書館」が合体したことによって、京都の歴史・文化に関する研究支援や学習交流の機能を備えた文化・学習交流拠点となりました。
 歴彩館では資料の利用についてお聞きしました。京都に関する資料だけであった資料館のときよりも、1日の利用者数が3.5倍に増加し様々な資料が同施設内で使用できる事などから利用率が上がる等の結果が出たそうです。開館時間も従来から大幅に延長し平日21時、土日17時までにしたことも関係があるようです。資料館と大学図書館の合体により職員の複合がサービスの幅を持つようになり、更なる利用者を呼び込んでいました。

細見美術館
 細見美術館は実業家の細見家三代のコレクションを収容する美術館です。琳派絵画や茶の湯釜などの茶道具の資料が充実しています。これらの資料を元に年数回の企画展やセミナーを行い、伝統文化の普及に務めています。
 細見美術館ではデジタルアーカイブについてのお話をお聞きしました。資料のデジタル化について行うためには資料の文化とデジタル化を行うための技術の情報を両方に長けた人材が必要ですが、現在は両方行える人材が少なく、これからのデジタルアーカイブのためにはそのような人材が必要となってくることを強く仰っていました。資料の情報(メタデータ)について入力するためには作品について理解している必要がある等、デジタルアーカイブにとっては文化の理解は必要不可欠だからです。

国立国会図書館(関西館)
 国立国会図書館(関西館)は2002年に開館しました。主な目的として東京本館と資料の分担を行うために設立されました。地下に作られた閉架式書庫の一部は自動書庫となっており、非常に多くの資料を収蔵できる作りになっています。資料は館内での閲覧と複写等が行えますが、貸出は出来ません。
 国立国会図書館では非来館型サービスや資料電子化等へ取り組み、公共図書館やインターネットを通じて多くの利用者へのサービスを行っています。資料のデジタル化については画像データ化の方法や、著作権法での規定についてお聞きしました。電子化してから提供するまでの処理や規定などを定めることで、デジタルコレクションとして利用して貰うことが出来るようになっています。電子化した資料を提供することによって、国会図書館の目的である資料の保存にも一役買っていました。

(アーカイブ専修 図書館司書コース3年 F)