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災害時浴室棟(五右衛門風呂)

外壁仕上げ工事~災害時浴室棟~

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皆さん、こんにちは。

後期は、さぎ草祭や専攻内行事が重なり、特別プロジェクト実習の建設作業がなかなか進みませんでした。(´;ω;`)

やっと、外壁のサイディング張りも終わり、外壁の仕上げに取り掛かっております!

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外壁のサイディングも、広い面から順番に張り込み、最後は出窓部分の袖壁です。屋根の角度に合わせ、切り出した材が、うまく収まるか・・・・・・? サイディングとは、簡単に言えば一定の大きさのパネルの事で、上の写真ではパネルの境目にある継ぎ目(目地)を埋めるコーキング作業をしています。今回はコテを使います。
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コテの使い方は、下から上へ、左から右へと直線的に運び、コテ面全体を使って塗ることが大切と、職人さんに教えていただきました。φ(゚▽゚*)♪ 仕上げ材は、セメント系のサイディングの上に、水性タイプのアクリル樹脂が入った塗装剤で仕上げます。コテ面全体を使って、塗ることは、なかなか難しいです・・・・・・(゚o゚*)
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建物内も、透湿・防水シートをタッカーで止めた上に、外壁と同じサイディングボードをビス止めして、張り込みます。
サイディングボードも、さしがねまたは 曲尺(かねじゃく)と呼ばれるL型の定規を使い、必要な大きさに切り出す作業は、随分と慣れてきました。
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外壁は、乾いた後二度塗りをします。
今回はコテ仕上げのため、コテの塗りムラをなくすよう一定の力で作業をしますが、ムラなく仕上げるのは、本当に難しいと感じました。
職人さんは、スゴイです (゚∀゚*)

風呂釜設置工事他~災害時浴室棟 ~

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外部からも、煙突やたき口まわりのレンガ積みを行いました。


レンガの目地部分が熱で脱落するのを防ぐために、キャスタブルを目地に塗り込む作業も行いました。

各学年のレンガ積みチームは、職人さんの指導のお陰で、だんだん手つきも様になってきました(*^.^*)!

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風呂釜まわりのレンガ積み作業と並行して、外部では、たき口の加工作業も進めています。 まだすき間はありますが、ここから薪をくべます。たき口の上部は、長丁掛で1丁半と呼ばれる345×114×65のレンガを使っています。
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煙突のサイズに、レンガを削って丸く加工しました。 ちゃんと入るかな?大きさは、ピッタリでしたw(^0^)w。
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別のチームは、軒裏天井の作業に取り掛かりました。まず、防湿シートをタッカーで止めます。 次に、コンパネの仕上げ材を垂木に止めていきます。手を上げながらの作業のため、声を掛けながら頑張りました( ̄Д ̄;)。
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前期の最終作業日には、特別プロジェクト実習の活動を支援してくださる非常勤の先生から、沢山のスイカをいただきました。

とても暑い日で、冷えたスイカでのどを潤しました。大変おいしかったです。ごちそうさまでしたm(_ _)m。

後期も完成に向けて建設作業に頑張ります\(*^▽^*)/。

風呂釜設置工事~災害時浴室棟~

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皆さん、こんにちは。

いよいよ風呂釜を据え付けるために、レンガ積みを始めました。

最近は五右衛門風呂をつくる職人さんも少なく、今回は奈良から来ていただき、指導をお願いしました\(*^▽^*)/。

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風呂釜の周りに積む耐火レンガです。標準の並型と呼ばれる230×114×65を使います。 セメントと水を混ぜ、レンガを積むために必要なモルタルをつくります。
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セメントをコテで取り、レンガに塗っています。コテは壁の補修や塗装にも使いますが、レンガ積みに使うコテは、ハート型をしています。 2つの風呂釜を並べて設置するために、レンガを積んでいる途中の様子です。写真下の空いている部分は、たき口です。
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風呂釜を設置したところです。手前に見えるのが排水管です。 風呂釜の周りにもレンガを積んでいきます。
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途中から、風呂釜に入ってレンガ積みを行いました。これで風呂釜の大きさがわかりますか? 前期の作業は、ここまでとなりましたb(^o^)d。

外壁工事~災害時浴室棟~

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皆さん、こんにちはw(^0^)w。

梅雨の時期、天気と相談しながら、作業を進めております。

今日から外壁の取り付け工事に入りました。

だんだん、建物らしくなってきました(*^-^*)

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まず、今回の外壁材であるサイディングボードを、北面から順に窓の位置、大きさなどを確認して、必要な形に加工する準備をします。 次に窓の切り欠き部分などを、電動ノコギリでカットしていきます。まっすぐにカットしなければならないので、緊張します(。>0<。)
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今回は、サイディングを釘による直留めにするため、木下地の胴縁間隔で釘穴をあけていきます。 いよいよ、取り付けです。工事の初めには、まっすぐに釘を打つことも難しかったのですが、今やお手のものです w(^0^)w
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外壁取り付け作業と並行して、軒裏の木材があらわしになる部分には、防腐剤の塗装を行いました。

五右衛門風呂の釜も、現場に搬入されました。釜は2つ並べて設置の予定ですが、想像していたよりも、小さい・・・・・・?( ̄Д ̄;)

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外壁取り付け工事が、まだ完成しておりませんが、現在の外観の様子です。

7月から、風呂釜の据え付けを行います。最近は五右衛門風呂をつくる職人さんも少なく、今回は奈良から来ていただくことになりました。

耐火レンガを積んで、釜を固定するとの事ですが、レンガを積むのも初めての体験です。今から、とても楽しみです\(*^▽^*)/

外壁下地工事~災害時浴室棟~

皆さん、こんにちは。

特別プロジェクト実習の建設作業も進んでおります。

今年度は、軸組を補強する金物を取り付ける工事から行いました。
補強金物とは、木造の継手や仕口部で接合部の補強や材の脱落防止のために用いられる金物です。

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補強金物は、平成7年の阪神淡路大震災で木造住宅が甚大な被害を受けたことから、木造住宅(在来軸組構法)の接合部に金物補強が規定されました。

継手とは、2つの部材を材軸方向に接続する接合部を指す。

仕口とは、方向の異なる2つ以上の部材をT字形やある角度で接合したり,交差させること。

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金物には、様々な種類があります。

右の写真の金物は、土台と柱、筋交いを固定する筋交い接合金物です。

他には、土台と柱を固定するかど金物(1枚目の写真参照)、短ざく金物等々を取り付けました。

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次に、防腐・防蟻処理を行いました。


木造建築の寿命を長くし、土台や柱などに腐朽菌や虫、シロアリがつくのを防ぐためです。

土台から約1m以内の軸組に、薬剤を塗布しました。

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この白い紙は、透湿防水シートです。

室内で発生した水蒸気など湿気を含んだ空気が、万一壁体内に入り込んだ場合、湿気は透湿性のある透湿防水シートから通気層を通じて屋外に排出され、壁体内の結露発生を防止します。

また、外壁仕上げ材の接合部等から浸入した雨水が、壁体内に入り込むことを防ぐシートです φ(・_・ )

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透湿防水シートの上に、外壁を取り付けるための下地となる胴縁を取り付けます。

胴縁によって通気層が設けられ、この工法を通気工法といい、現在一般化している工法です。

施工の授業で学んだ通気工法を、現場作業で確認することができました\(^▽^)/

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